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2006年 10月 30日
病院 れぽーと。
昨日はカコナール飲んで早めに寝たのでなんとか元気になりました!
っというわけで、お伝えしました通り病院レポートをお送りします。

今回は健康診断と避妊手術の相談をすべく、かかりつけの病院ではなく、
ウサギの診察には定評のある “すすきの動物病院” へ行ってきました。
HPにもウサギの情報が詳しく掲載されていたので期待をしていたのですが、
実際に病院へ行ってみて、更にビックリ!!

病院 れぽーと。_f0053159_2181352.jpg



待合室でのティーちゃん。


ちょっぴり不安そう。
一見どこにでもある 町の小さな動物病院風の佇まいなのですが、
私の他はワンコ1匹、ウサ3匹・・・って、普通の動物病院じゃ有り得ない割合!?
問診表もウサギ専用のモノで感激O(≧▽≦)O 細かーーく記入してきました。

診察は、一通りの健康診断の後にウサギの体の構造から、ゴハンの指導まで
ウサギについてのレクチャーをにゃにゃんと! 1時間もっ!!
初診のウサギさんにはいつもこのレクチャーをしているとの事・・・スゴイ!
私なりに飼育書を読んでしっかり勉強をしていたつもりでしたが、
まだまだ知らない事だらけで、とにかく勉強になりました。

病院 れぽーと。_f0053159_21132816.jpg




タオルでぐるぐる巻かれて
お口の奥までチェック中。
今までの病院も奥歯のチェックはしてくれましたが、
お口の中を見せてもらった事はなかったので、チョッピリ感動!
奥歯がチョット尖っているようですが(確かに尖ってました!)、キレイで問題ナイそうです♪

先生のウサギに対する知識はもちろんですが、
ウサギに対する並々ならぬ愛情がひしひしと伝わってきて、
それだけでも、車で1時間かけて行った (同じ横浜市なのに・・・) 甲斐があります v('▽^*)

HPを見るだけでもとっても勉強になるので、ゼヒ見てみて下さい。



ではでは、ココから避妊手術について教えて頂いた事です。
あくまで “すすきの動物病院” の例です。
且つ、私の記憶だけが頼りのため、若干怪しい部分があるかもしれません・・・。
そしてかーーーなり長いですが、
私の覚え書きを兼ねてますので上記の点、何卒ご了承下さいませ m(_ _"m)ペコリ

◆避妊手術はした方がいいか・・・
こちらの病院の考えでは、長生きさせたいなら避妊手術はした方が良いそうです。
3歳を過ぎると子宮腺癌になる可能性が非常に高く、発症率は75~80%との事。
女の子のウサちゃんの具合が悪い時は“子宮!”っと疑ってほぼ間違えないそう。
(○ ̄ ~  ̄○;)ウーン・・・ やはりと言うか、結構な確率ですよね。

ちなみに出産経験の有無は関係ないそうで、
出産させる場合でも2歳迄にさせ、その後は避妊手術をした方が良いそう。
また、症状が発症してからの摘出手術では間に合わない事が多く、
若ければ(2歳前迄)卵巣のみ摘出の比較的簡単な手術で済むのだそうです。
肥満のコは危険が高いので、やはり脂肪が付く前の若いウチが良いのだそう。

健康な体にメスを入れるのに抵抗がある・・・と言うのは飼い主なら当然ですが、
一度病気になってしまってからもう一度健康を取り戻す事はとても大変なので、
可能であれば、手術をしてそのリスクを少しでも減らした方が良いです・・・と。

避妊手術は自然の流れではないから・・・と言うのも もっともですが、
野生のウサギの平均寿命は捕食される確率も含めせいぜい2~3年だそう。
なので、ウサギはそれまでにいかにたくさんの子孫を残せるかが重要なため、
繁殖力が非常に強く、偽妊娠行動が多いのもこのためと言われているそうです。
その繁殖力が結果として、病気の発生率に繋がっていると考えられているとの事。

まぁ、考えてみれば飼育しているという時点で“自然”ではないのですから、
飼育している以上、責任を持つ事は当然の義務ですよね。。。

総合的に考えて 避妊手術のリスク<子宮癌のリスク と考えて良いようです。
長く一緒に過ごす事を望むならよく考えて下さい・・・っと。

◆手術の安全性について・・・
ウサギは麻酔に弱い・・・などと言われていますが、犬猫と大差ないそう。
100%安全な麻酔がないという事は人間の手術も一緒です。
ウサギに関して言えば、血液検査でストレスの耐性をある程度調べる事ができ、
それに合わせた麻酔を使う事で事故を大幅に減らす事ができるそうです。
また、血液検査をしてみて数値が悪い日は当日の手術を延期する事もあるそうです。

ちなみに、こちらの病院は開業して7.8年経つそうですが、その間、
避妊手術で亡くなってしまったウサギは1.2羽で、確率で0.01%との事でした。

◆手術について・・・
若くて健康な子は子宮は摘出せず卵巣のみの摘出で済む事が多いそう。
お腹をだいたい3~4cm切開し、手術自体の時間は20~30分程度。
傷口はステープル(ホチキスの様な道具)で縫合するとの事でした。
糸よりも体への負担が少なく、ウサギが気にしない事が多いそうです。

◆手術のスケジュールは・・・
朝 病院に入り、お昼頃 手術、夕方に電話にて状況連絡、当日は1泊入院。
翌日はいつでも(朝1番でも)オウチに帰れるそうです。
1週間後に抜糸の為にもう1度通院し終了。

◆お薬は・・・
術後、様子を見ながら抗生剤を約1週間。
粉薬なので、ペレットや野菜にふりかけてあげればOK!
(↑シリンジを嫌がるティーちゃんにとってコレはかなり高ポイント!!)
ちなみに、こちらの病院では手術前の断食は不要。
よっぽどの事がない限りカラーの装着もしないとの事です。
(↑この2点、かーなりポイント高いですよネ!!)

◆料金は・・・
病院にもよりますが、すすきの動物病院の場合・・・
避妊手術代¥26,000(手術代、麻酔代、1泊入院代、注射代、薬代込み)
別途、血液検査を希望する場合は¥6,000
ちなみに、かかりつけの病院にも電話で問い合わせた所、
ウサギの状態にもよりますが、大体¥30,000~¥40,000との事でした。

以上が、病院でお話しして頂いた避妊手術についてです。

そんなわけなんで、避妊手術の事はよぉーーーーーく分かりました。
私の気持ちとしては手術をする方向でほぼ気持ちは固まっています。
後はGOサイン (手術の予約) を出すだけです。

気持ちは固まってるくせに、なかなか電話する勇気が出ない私・・・。
その時が来たら、またご報告しますね (´▽`;ゞ 長文失礼致しました m(_ _"m)ペコ

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by taremiffy | 2006-10-30 22:02 | *びょういん tiffany
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